ダイビング高圧ガス安全協会
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タンク固定台/打刻台/打刻用の刻印とハンマー
タンク倒立台と内部乾燥機

【注意】
ここでは、検査及び検査に関する作業において使用する道具や機器類について、その一例を紹介しています。 また、特定の会社の製品名、品番、問い合わせ先会社名も掲載しています。
 これらは「具体的にどんな道具が使用できるのか?」また「どこで売っているのか?」といった問い合わせを多数頂いたことから、あくまでも一つの情報としてご提供しているものです。

 「ダイビング高圧ガス安全協会」は、特定の機器類や特定の販売会社を指定しておりませんので、ここで紹介した製品あるいは紹介した会社でなければならないという事では一切ありません。
※ ここで紹介した情報は全て平成14年(2002年)5〜7月時点での情報です。購入の検討等についてはその都度ご確認下さい。

「タンク固定台」
スクーバタンクからバルブを取り外す時、また取り付ける時にタンクを固定するもの。海外では既製品が販売されているが、日本では入手しにくいと思われる。一般的には鉄工所等にて製作依頼可能。

左の写真は外国製の既製品

「打刻台」
検査終了後、タンクに刻印を打刻する時に、タンクを固定するために使用。前項の「タンク固定台」を兼用可能な場合が多い。

「打刻用の刻印とハンマー」
既製品を工具商から入手可。
検査所の符号は、容器検査所登録時に既製品の刻印で打刻できるように登録すれば、特注品の必要はない。
専用の打刻器もあるが、アルミタンクに打刻するだけであれば必要性は薄い。文字の大きさはタンクに打刻されているものとのバランスで。

「タンク倒立台」と「内部乾燥機」
タンク内部を乾燥する場合に使用する機器。
タンクを倒立して内部に温風を送る方法と、タンク内の水分を出した後、タンクを直立した状態で内部に温風を送って乾燥する方法がある。

上の写真は、タンクを倒立して内部に温風を送っているもの。
タンクを直立した状態で、内部に温風を送っているもの。
左は外国製の既製品。タンク2本を倒立し、電熱送風機でタンク内部に温風を送るように作られている。
アメリカGMC (Global MFG. Corp.)社製
Tank Dryer System No.42030
http://www.gmcscuba.com/default.aspx
http://www.gmcscuba.com/ProductInfo/42030.aspx

「温風による乾燥」
工業用ドライヤー(既製品)の先にパイプを取り付けて使用。(摂氏100度を越えないこと)

「温水と送風機による乾燥」
温水は、通常の湯沸かし器で使用可。スクーバタンクを温めた後(摂氏100度を越えないこと)、既製品の送風機の先にパイプを取り付けたものをタンク内部に差し込み、常温空気を送り込み乾燥する。


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